こころの科学 (106)
本, 岡崎 祐士
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詳細
- タイトル: こころの科学 (106) de 岡崎 祐士
- ISBN: 4535140065
- ファイル名: こころの科学-106.pdf
- 発売日: 2002/12
- ページ数: 302 ページ
- 出版社: 岡崎 祐士
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特集は「こころの病気のセルフチェック」。が、その前に、「メディアと精神科医」という題で、斎藤先生、春日先生、山登先生の文章と、対談が載っている。そちらがまた興味深かった。特に斎藤先生の文章の中の、「もともとはたいへんすぐれた臨床家で誠実なかたであった」という方が、マスコミに露出するようになると「突然」休診してテレビ出演優先、そのためにその方の患者さんがその日外来をやっている他の医師のところにまわってきて患者さんがあふれる、という記述には驚き。「その方」は、医師としての業務よりもテレビを優先したわけだ。そんな医師を信用できるだろうか。さらに臨床も粗雑になっていったという。それでは何のための医師か。さて、本題の「こころの病気のセルフチェック」。「こころの病気の自己診断とは」「こころの病気のチェックリスト」の2項目にわけて、前半はセルフチェックやその留意点、こころの危険信号について書かれている。後半はそれぞれの病名別に細かいチェックリストをあげて説明されている。どの項目も、素人の私にもわかりやすい書き方となっていて良かった。
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