歴史家のまなざし 〔〈附〉年譜/全著作一覧〕(第7巻) (岡田英弘著作集(全8巻))
本, 岡田 英弘
[岡田 英弘 epubライブラリによる無料の歴史家のまなざし 〔〈附〉年譜/全著作一覧〕(第7巻) (岡田英弘著作集(全8巻))。 岡田 英弘の本を岡田 英弘から無料のepubライブラリから無料のPDFファイルとしてダウンロードします。 無料でダウンロードできるデジタル書籍歴史家のまなざし 〔〈附〉年譜/全著作一覧〕(第7巻) (岡田英弘著作集(全8巻))による歴史家のまなざし 〔〈附〉年譜/全著作一覧〕(第7巻) (岡田英弘著作集(全8巻))]
詳細
- タイトル: 歴史家のまなざし 〔〈附〉年譜/全著作一覧〕(第7巻) (岡田英弘著作集(全8巻)) de 岡田 英弘
- ISBN: 4865780599
- ファイル名: 歴史家のまなざし-附-年譜-全著作一覧-第7巻-岡田英弘著作集-全8巻.pdf
- 発売日: 2016/2/25
- ページ数: 592ページ ページ
- 出版社: 岡田 英弘
平均的な顧客フィードバック : 3.6 5つ星のうち(2人の読者)
ファイル名 : 歴史家のまなざし-附-年譜-全著作一覧-第7巻-岡田英弘著作集-全8巻.pdf (サーバー速度29.56 Mbps)
ファイルサイズ : 21.52 MB
ファイル名 : 歴史家のまなざし-附-年譜-全著作一覧-第7巻-岡田英弘著作集-全8巻.pdf (サーバー速度29.56 Mbps)
ファイルサイズ : 21.52 MB
岡田 英弘のPDF 歴史家のまなざし 〔〈附〉年譜/全著作一覧〕(第7巻) (岡田英弘著作集(全8巻))を無料のフランス語のデジタルブックでダウンロードしてください。 通常、この本の費用は価格ユーロです。 ここでは、この本をPDFファイルとして無料でダウンロードできます。余分な費用をかける必要はありません。 以下のダウンロードリンクをクリックして、岡田 英弘 de 岡田 英弘の本をPDFファイルとして無料でダウンロードしてください。
歴史家のまなざし 〔〈附〉年譜/全著作一覧〕(第7巻) (岡田英弘著作集(全8巻))電子ブックのダウンロード - 内容紹介 現代社会を洞察! 家族論、女性論、日本人論など、世界史をふまえた骨太の随筆や、世界情勢をめぐる時事評論、恩師ほかの世界の学者評伝、そしてニュージーランド旅行記などを集成。 [月報] 楊海英/志茂碩敏/斎藤純男/タチアーナ・パン ------ はじめに 第I部 家族論、女性論 日本の家族とは何か 八〇年代は“おんなの時代"か ――ユニセックス文化、日中比較論 女性的日本人への警告――一華僑から日本人へ 翔ぶのが怖い 結婚の功罪――戯評的結婚論 フロンティアとしての女 文化の時代と「女の開発」 第II部 時局を論ずる 〈1980年〉大平合同葬の七不思議 〈1982年〉歴史の捉え方三題 〈1990~91年〉世界の動き、この一年 第III部 人物評伝 『伊犂紀行』と日野強――知られざる二十世紀初頭の西域探検行 二つの文化に挟まれた人、陶晶孫 日本を愛した中国人――陶晶孫の生涯と郭沫若 ジャクチト・スチン先生とモンゴル自治運動――『我所知道的徳王和当時的内蒙古』解説 第IV部 紀行、随想 ニュージーランドの憂鬱――一人で歩き始めた国 なぜアメリカは「正義」をふりかざすのか 日本人とユダヤ人――ただしソール・ベローについて 元代の妖術「採生折割」の話 美術随想――龔定庵の悪筆 シナで口語で話すとおりに口授したらどうなる? モンゴル人と日本人 司馬遼太郎はモンゴル通か? はだしの日本人 自画像が描けない人間 コラム七話 樋口一葉旧蔵の満洲語文書――高田屋嘉兵衛事件と艦長ゴロヴニンの釈放をめぐって 第V部 発言集 女性とは何か 家族とは何か 伝統文化 ユダヤ人 第VI部 書 評 おわりに / 初出一覧 岡田英弘 年譜 / 岡田英弘 全著作一覧 主要人名索引 出版社からのコメント □伝統をいかに創造するか□ 伝統とは連続的な創造と再解釈のシリーズだと言える。もちろん、父親や祖先などから伝えられたものを基礎にしなければできないが、問題は、力を握っている世代が若い世代をどの程度まで許容し、その許容をどう制度化するかということである。若い世代に選択の自由があるシステム、社会こそが、伝統の創造(ちょっと矛盾した言葉のようではあるが)と活力の保持をもっとも成功させるのではないかと思う。 絶えず自分自身を変えてゆこうという衝動、一刻も同じままでいたくない、新しいものが来ればただちに飛び付くという好奇心の強さ、それこそが日本人らしさであろう。だから、近代化すればするほど、日本人はますます日本人らしくなってゆくのである。 (「第V部 発言集」より) 著者について ●岡田英弘(おかだ・ひでひろ) 1931年東京生。歴史学者。シナ史、モンゴル史、満洲史、日本古代史と幅広く研究し、全く独自に「世界史」を打ち立てる。東京外国語大学名誉教授。1953年、東京大学文学部東洋史学科卒業。1957年、『満文老檔』の共同研究により、史上最年少の26歳で日本学士院賞を受賞。アメリカ、西ドイツに留学後、ワシントン大学客員教授、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授を歴任。 著書に『歴史とはなにか』(文藝春秋)『倭国』(中央公論新社)『世界史の誕生』『日本史の誕生』『倭国の時代』(筑摩書房)『チンギス・ハーン』(朝日新聞社)『中国文明の歴史』(講談社)『読む年表 中国の歴史』(ワック)『モンゴル帝国から大清帝国へ』『〈清朝史叢書〉康煕帝の手紙』(藤原書店)ほか多数。編著に『清朝とは何か』ほか。2013年6月に、これまでの仕事の集大成となる『岡田英弘著作集』全8巻が刊行開始(2015年完結予定)。
以下は、歴史家のまなざし 〔〈附〉年譜/全著作一覧〕(第7巻) (岡田英弘著作集(全8巻))に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
本書は、岡田英弘が様々なメディアに寄稿した「時事評論」「随想」「旅行記」「書評」などをまとめたものである。「論文」もあるが、全体としては、軽いタッチで描かれた随想や、発言、書評などが多く、多彩なテーマについて、著者の肉声が聞こえてくるような親しみ易いものである。とはいえ、希代の博学の書く文章だから、いつ、どこで、雷鳴が轟いているか分からない。その意味では気の抜けない一面もある。「樋口一葉旧蔵の満州語文書」。「樋口一葉」と「満州語文書」。この不思議な取り合わせがなぜ起きたのか。一葉の父、樋口則義は、甲斐の生まれ。江戸で蕃書調所で働き、次いで外国奉行菊池伊予守に仕えた。ときあたかもロシアの極東探検が始まり、1804年、レザノフはロシア皇帝の国書を長崎奉行所に届けた。この国書は、正文はロシア語であるが日本語と満州語とドイツ語の副本が付けられていた。、この後、1806年レザノフの樺太・千島襲撃事件。1811年、松前藩によるゴロブニン捕縛。ロシアによる幕府請負の回船業者高田屋嘉兵衛カムチャッカ連行。日露の緊張関係が続くが、外交交渉の中で「満州語」が副本として使われた。またそれを独学で解読した日本人がいた。幕府の天文方、高橋景保である。一葉の父は、このときの外交文書を書き写し、所蔵していたため、その一部が残ったものであろう。 ロシア側の外交文書は、国後島を日本領と認めるなど興味深いものだ。だが、それ以上に、著者が紹介する「日本における満州語学の祖」と呼ぶべき高橋景保の存在に感嘆させられる。書評で印象に残ったものに「静かなノモンハン」(伊藤桂一)と「焼畑のむら」(福井勝義)がある。どちらも、当事者の証言集であって、理論化される以前の「見たまま・感じたまま」を素直に述べたものである。実は、岡田英弘の透徹する「歴史家のまなざし」の原点は、ここにあるような気がするのである。
0コメント